
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回の話
思い切ってのぞむくんの食生活について質問してみたところ、彼はバーニャカウダを食べながらこう答えた。
「自炊は一切しないね。家に帰るの大体11時過ぎだし、どこかで食べるかコンビニ飯のどっちかだね。」
一切自炊しないのね…
夜遅かったら無理なのかもしれないけど、それにしたって夜11時過ぎにピザをチョイスするのはいただけないわ。
デブまっしぐらでは?
プロフィール写真ののぞむくんはキリッとして引き締まって精悍な男性なのだが、現在はそこから一回り肉をつけたような体型をしている。
恐らく何年か前は痩せていたけれど、乱れた食生活のせいで変わり果ててしまったのだろう。
20代の若さで嘆かわしいことだ。
自炊しろとかピザを食べるなとか言うつもりはないが、いくら忙しくても体型管理くらいはしてほしいものである。
そんなことを考えているうちに、ピザとパスタが来た。
ピザを切り分け、パスタを小皿に取り分けてのぞむくんに渡した。
ピザとパスタ、どちらもとてもおいしそうだった。
どちらを先に食べようか考えていると、のぞむくんはスプーンとフォークを使ってペペロンチーノを食べ始めた。
どうしよう、と思った。
私はパスタを食べる時スプーンを使わない派閥なのだ。
イタリアではパスタを食べるのにスプーンは使わないという話を聞いて以来、何となく避けた方がいい行為と認識していた。
いつも通り食べるか、スプーンを使うか___
私は結局フォークだけでペペロンチーノを食べた。
本当は相手に合わせた方がいいんだろうけど、自分の信念を曲げることができなかった。
ペペロンチーノはニンニクの旨みがパスタに染み込んでいて、素材がシンプルだからこそ家で再現するのは無理だなと思うような美味しさだった。
ビスマルクは初めて食べたピザだったが、熱々のチーズと半熟の卵がなんとも言えず美味しかった。
そしてイタリアンってデートで推奨されがちだけど、ピザもパスタも綺麗に食べるのが難しいし、結構ハードル高いよなと思った。
ピザを食べながらのぞむくんに質問した。
「帰ってくるのが毎日11時過ぎって大変だね。平日の夜はどう過ごしてるの?」
「ひたすらYouTube見てる。」
YouTubeかー
全く見ないからわからん…
マンガならそこそこ分かるんだけどなぁ…
「マンガはどう?読んだりしない?好きなマンガとかある?」
「マンガは全く読まない」
そ、そっかぁ…(撃沈)
つづく
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