
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回までの話
ともやさんとのデートを控え、私はかつてないほどにモチベーションが高まっていた。
少しでもともやさんによく思われたい一心でいろいろな準備をした。
まず、有給休暇を取得し、平日に半日がかりでストレートパーマをかけに行った。
梅雨の時期だったため、ヘアセットしても湿気ではねてしまうことがあったのだ。
ストレートパーマのおかげでつやつやのさらさらになり、どれだけ湿度が高くなろうとうねらなくなった。
そして毎日お風呂上がりにフェイスパックをすることにした。
次に、会うお店の下見に行ってきた。
私はとても方向音痴で、余裕を持って30分前に到着できるように出発したのに場所が分からず、結局約束の時間ぎりぎりに到着してしまったことがあった。
ともやさんと会う時にそんなことになってしまったら目も当てられない。
1度行ったことのある場所なら迷わないだろうと思い、お店の前まで実際に行ってみた。
ともやさんと会う当日は、朝の5時に起きて準備をした。
フェイスパックのおかげか、ニキビはできなかった。
メイクはかなり念入りに時間をかけたナチュラルメイクにした。
奇跡の一枚が再現できるように頑張った。
服は奇跡の一枚の撮影時に着ていたワンピースにした。
プロフィールややり取りを何回も読み返し、何を質問するか頭にたたき込んだ。
約束の30分前には到着するように家を出た。
ともやさんは商業施設の中にあるレストランを予約してくれていたので、正確にはその商業施設に30分前に到着するようにした。(他の人と会う時もこのくらい気合いが入れられればいいのだが…)
レストランとは異なる階でしばらくぶらぶらしてメイクが崩れていないか確認したりして、5分前にお店の前に着くように行こうと思った。
約束の時間の7分前になったところ、ともやさんから
「こんにちは!
お店の前に到着しました!
紺のシャツにベージュのズボンを着ています。」
とメッセージが来たため、慌ててレストランに向かった。
30分前に着いてたのに何やってんだか…
お店の前には、背の高い男性が待っていた。
服装もメッセージと一緒だし、恐らくあの男性がともやさんだろう…
私はものすごくドキドキしながら、話しかけた。
つづく
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