
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回までの話
ともやさんとのデート日程が確定したものの、そこからぱったりと連絡が途絶えてしまった…
最後のやり取りは
「分かりました!
それでは、お店決めたらまた連絡しますね(^^)」
「お任せしてしまってすみません。
でも、何でもおいしく食べるので許してください笑
よろしくお願いします🙌」
「はい、許します。笑
それではまた!」
であった。
私、なんかやらかした?
うざかったのかな?
折角会う約束したのに、このまま流れてしまったらどうしよう?
でも、「それではまた!」って言ってるんだし、お店探してくれてるんじゃない?
それだったら向こうから連絡が来るの待ってれば良い?
ぐるぐる、ぐるぐると同じことを5日間ほど考え続けた。
考え続けて「もうこの人のことは諦めよう。」と思った。
私は、今までの人生でこんな風に誰かに感情をかき乱されたことがなかった。
ともやさんに会って、もし好きになったら、自分の気持ちをコントロールできなくなりそうだった。
連絡が来たらもちろん会うけど、来なければその時は諦めよう…
そして私は、ともやさんのことを諦め、他の人とのアポを淡々とこなしていった。
でも、諦めたつもりでもどうしても、ともやさんのことばかり考えてしまった。
そして世之介さんと会っている時に、彼に、
「マッチングアプリで会ってる人はいるの?」と聞かれた。(世之介さんについてはこちらのシリーズを見てみよう。全10話)
世之介さんはとてもチャラくて本気で恋人探しをしているようではなかったし、「デートの練習台になってあげるよ。」と言われたから会ってみた相手だったので、他の男性の話をしても良いかなと思った。
「……会った人はいません。(←ちなみにこれは嘘。)
でも、これから会う予定の人がいて、日程まで決めたんですけど、そこから連絡が途絶えてしまったんです。
会う約束までしたのにどういう心理なんでしょう?」
「ふーん、そうなんだ。
そんな奴、非表示にしちゃえ。
ライバルは1人でも減った方が良いし。」
世之介さんがそう言うのを聞いて、私は反射的にこう答えていた。
「はあ?そんなことするわけないでしょ!!」
初対面の人に、これほど強い口調で言い返したことに自分でびっくりした。
あれ、私、全然諦めてなかったんだ?
どうしよう、本当はやっぱりともやさんと会ってみたい。
このまま何もしなかったら絶対に後悔する。
世之介さんと会った翌日、「ダメ元だから。」と自分に言い聞かせながら、ともやさんに連絡した。
実に10日ぶりの連絡であった。
「お疲れ様です。
お仕事がお忙しいかと思い、なかなか連絡ができず、すみません💦
土曜日は予定通りでよろしいでしょうか?」
すると1時間ほど経った頃、返信が来た。
「お疲れ様です!
こちらこそ連絡できずにすみません💦
予定どおりで大丈夫です!」
「お店のリンク」
「こちらのお店を予約したので、12:00にお店の前に待ち合わせでお願いします!」
やったー!
会える!
会えるんだ…!!
しかもお店まで予約してくれたんだ!!!
思い切って連絡してみて本当に良かった…
と幸せをかみしめながら、その日は眠りについたのだった。
つづく
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