
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
======================================================
前回までの話
ともやさんとのデートは約3週間後の土曜日に決定した。
私はどうにかともやさんとのデートを成功させたくて、いきなり本番では上手くいくものも上手くいかないだろうと思い、それまでの間に会えるだけアプリの人と会ってデートの練習をすることにした。
結果、ともやさんとのデートまでに6人の人と会うことができ、マッチングアプリでのデートに慣れることができた。
また、デートまでの間に師匠と飲みに行く機会があったので、そこでともやさんの話をした。(師匠とは誰?という人はこれを読んでみよう)
「ぺぶりぃなさんは最近、彼氏とどうなの?」
「あの彼氏とは先月別れました。正直そこまで好きでもなかったし…今は新しい彼氏探しをしていて、マッチングアプリを始めました。」
「マッチングアプリか…うちの部署の田中くんもマッチングアプリで知り合った人と結婚したんだよね。あと確か佐藤くんもそうだっけ?」
「田中さんは知ってたけど、佐藤さんもそうなんですか!
うちの職場、マッチングアプリ利用率高いですよね~。私も早速気になる人が出てきたんですよ!職業が◎◎の人なんですけど、師匠は◎◎に会ったことありますか?」
「ないよ!普通に生きてたら◎◎と関わる機会なんてないでしょ。」
「ですよね~。(アプリを見せながら)この人なんですけど、やりとりとかも嘘ついてるって感じはしないんですよね。職業偽装するにしても、◎◎なんて言うのは突拍子がない気がするし…」
「爽やかだし、真面目そうな男だね。」
「師匠もそう思いますか?
最初に会うときもランチかお茶にしましょうって言ってくるあたりもいいなって思いますし。」
「そうなの?俺は飲みながらのが良いけど…」
「アプリで最初から飲みに誘ってくる奴は危ないんです!酔わせてホテルに連れ込む奴とかいるらしいですよ!最初は明るいうちにお茶とかランチとかが推奨されてるんです。」
「へ~そういうものなんだ。」
「やり取りも丁寧なんですよ~。私に『専門的知識を要する大変そうなお仕事ですね!』って言ってくれるところなんて、余裕を感じますよね。
絶対に自分の仕事の方が絶対に専門的で難しいに決まってるのに!
なかなかそんなこと言えないですよ。
あと、優しくてすごく気遣ってくれるのに、デートはストレートに『今度会いませんか?』って誘ってくるところもすごく良い!
スパーンと誘ってほしいんですよ!スパーンと!!
まわりくどく『何日は空いてる?』とか『好きな食べ物は何?』とか探りを入れてくる人、嫌いなんですよ。」
「職業柄そうなのかもね~。あと、自分に自信があるからかも。」
「自分に自信があるのに、優しくて謙虚な人って最高じゃないですか~。
なんでこんな人がアプリなんてやってるんだろう?」
「その職業に就くまでにかなり勉強しないといけないだろうし、仕事も大変だろうから仕事に集中しているうちにその年齢になっちゃったのかもね。でも職場関係の人は嫌で、外に出会いを求めてアプリやってるんじゃない?」
「そうだったらいいな。あ~この人と上手くいけばいいのに。」
「上手くいったらまた教えてよ。それであの奇跡の1枚も一緒に送ってよ。ぺぶりぃなさんがあの写真で◎◎を捕まえたって他の人に話すから。」
「上手くいったら良いですよ~笑」
こんな感じで自分の中でともやさんへの気持ちがどんどん高まっていったのだった。
つづく
是非、クリックして応援してください♪