
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
======================================================
前回までの話
マッチングアプリ開始2日目にして、私はともやさんに完全に心を奪われてしまった。
他の人ともやりとりは続けていたが、全く身が入らなかった。
アプリに通知が表示されると、ともやさんからの返信ではないかと急いでとアプリを開き、アプリを見ていない時も彼のことばかり考えていた。
ともやさんのことを考えすぎてその日はなかなか寝付けなかった。(普段の私はベッドに入るとすぐに寝落ちしてしまうタイプの人間である。)
「どうか、どうか、ともやさんとのやりとりが途絶えませんように。」と祈りながらメッセージのやり取りを続けた。
「いえいえ、◎◎(ともやさんの職業)こそ専門知識が必要な難しいお仕事ですよ!
私は△△学部出身で、●●を勉強していました。」
「確かに◎◎にもそれなりに専門知識は必要ですね(^^;
△△学部出身なんですね💡
●●の勉強も今のお仕事につながっているんですね(^^)
よかったら、今度ランチかお茶にでも行きませんか?」
このメッセージを見た瞬間、私は思わずガッツポーズをしていた。
デートに誘ってくれた!ともやさんと会える!!
「いやいや、そんな風に謙遜されなくても笑
絶対にそれなりなんてことはないですよ!
ぜひ、行きたいです✨」
「まぁでも実際には●●なので、泥臭く地道な作業とかもけっこう多いです(^^;
ありがとうございます!
土日だと都合の良い日はありますか?」
「私には想像もつかない世界です。
やっぱり夜遅くまで@@されたりするんですか?
5月29日、6月4日、5日ならいつでも大丈夫です🙆
それ以降がよろしければまた確認します。」
「そうですね💦
(職業が特定できるため省略)
それでは6/4(土)昼にランチでお願いします!
場所は東京駅周辺であれば行きやすいですか?」
「やっぱりそうなんですね。
日常生活ではなかなか出てこないワードばかりで、ドラマの世界を覗かせてもらっているような気分です😁
東京駅ならアクセスしやすいです。
よろしくお願いします。」
「確かに一般の方にとってはドラマでしか聞かないですよね(^^;
では東京駅周辺にしましょう!
お店探しておこうと思うのですが、食べたいものや苦手なものなどありますか?」
「お気遣いいただきありがとうございます😄
待ち合わせ場所も、私に合わせていただいて申し訳ないです。
ともやさんは遠くありませんか💦
特に苦手な食べ物はありませんが、辛すぎるものは食べられないです。
なので、ともやさんのお好きなもので大丈夫です。」
「いえいえ、東京駅周辺はわりとよく行くので大丈夫ですよ♪
わかりました!
それでは、お店を決めたらまた連絡しますね(^^)」
「お任せしてしまってすみません。
でも、何でも美味しく食べるので許してください笑
よろしくお願いします🙌」
「はい、許します。笑
それではまた!」
こうしてともやさんとのデートの日程が確定した。
今までの自分の人生を振り返ってみると、誰かを異性として意識したことがなかったし、こんな風に誰かのことが気になって気になって仕方なくて、頭の中がその人でいっぱいになるということもなかった。
だから、気になる異性とデートをするなんて、一生経験することはないだろうと思っていた。
本当に信じられない…!!とじわじわと嬉しさがこみ上げてきた。
どうかともやさんがいい人でありますように…
デートがうまくいきますように…
どこかを漂っているようなふわふわした気持ちでそう願った。
つづく
是非、クリックして応援してください♪