
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回までの話
世之介さんは執拗に恋愛の話をしたがった。
「ぺぶりぃなさんはアプリでは誰とも会っていないんだっけ?」
「はい、そうです。(←嘘。既に5人くらい会っている。なんならこの日の午前中は別の人と会っていた。)世之介さんは何人くらい会われたんですか?」
「俺はぺぶりぃなさん含めて3人。」
「どんな人だったんですか?」
「1人目は俺より1歳年上の人だったんだけど、かなり婚活頑張ってる人でさー、毎週お見合いパーティーに行ってるんだって。なんか誰でも良いんだって感じでちょっとねぇ…」
「はぁ…」
その女性も男性に向かってそんな話をするのはよろしくないかもしれないけれど、婚活なんていろんな人に会ってなんぼじゃない?
やっぱり、不用意にいろいろな人に会っているなんて言わない方がいいんだな。
「2人目は年収が800〜1000万の人だったんだよ。何やってる人だと思う?」
「すごい稼ぐ方ですね!え~、何だろう?医者とか弁護士?」
「違うんだよね~。LINE交換して本名がわかったからネットで検索してみたんだけど…」
「その人、市議会議員だった。」
「ええ~すごい!!今時、市議会議員の方もマッチングアプリなんてやってるんですね🫢」
「すごいよねー、社会勉強を兼ねてアプリをやってるって言ってた。でも結婚したら選挙で当選した時に、俺は隣でバンザイってやらなきゃいけないかと思うと嫌で、もう会ってない」
「えー楽しそうじゃないですか。世之介さん、似合いそうですよ。」
稼ぎが良くて社会的地位のある女性は嫌なんだろうか?
なんて器の小さい男なんだろう…
それにしても市議会議員もマッチングアプリを利用しているとは…
マッチングアプリの利用層の広さを知ってとても驚いた。
「俺さー、本当は30歳までには結婚したかったんだよねー。気づいたら34歳になっちゃったよー。」
「へ~、そうなんですか。20代のうちから結婚願望があったんですね~」
「ぺぶりぃなさんはいつまでに結婚したいの?」
「20代のうちには結婚したいですね。」
「まだあと何年かあるからいいね。焦って変な男と結婚したら大変だもんね~」
「あはは、確かにそうですね~。世之介さんは今、いつ頃までに結婚したいってあるんですか?」
「1年以内には結婚したいって思ってる」
何年も前からアプリをやったりやめたりを繰り返しているらしい。
(でもさー、結婚願望が本当にあるんだったら何年もマッチングアプリなんてやらないで、結婚相談所に行けばいいんじゃない?条件いいんだし、選び放題だよね。即、結婚できるんじゃない?それこそIBJとかいいんじゃない? ※注 ぺぶりぃな心の声)
前の彼女ともアプリで知り合ったとのことだった。
ここで彼の本性が分かる、1つめの大きな爆弾が落とされた。
つづく
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