
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回の話
すっぽかしコースに入ったと思われていた阿部さんから5日ぶりに連絡が来た。
「こんばんは!今日は暑かったですね〜😄
明日も天気良さそうで良かったです。明日はよろしくお願いします。」
会う気あったんだ!
びっくりだよ🫢
予定は空けてあるから別に困りはしないけど、この流れで本当に会うことになると思わなかったわ~
「本当に暑かったですよね🥵
とても楽しみにしています。
明日はよろしくお願いします🙇♀️」
もう会わないものだと思って、プロフィールすら忘れかけていたので慌てて復習した。
当日何を話すかいくつかネタを考えたのだが、正直なところ、阿部さんと私に共通点がほぼなく、あんまり盛り上がらないんじゃないかな〜と思っていた。
当日
信じられないくらいの晴天、そして夏かと思うような暑さだった。
いつものごとくノースリーブではないけれど適度に腕が出るワンピースで、上には何も羽織らず行くことにした。
外に出るとまぁ暑い。
夏ではないのに歩いてるだけで汗が出てきた。
お店の前集合だったので早めに到着して待っていたのだが、日陰になるような場所もなかった。
お店は結構静かな場所にあったので近くを通りかかる人はあまりいなかった。
暑いし、日陰は無いし、高めのヒールを履いてきたせいか足が痛いし、そんなに気が合う感じの人じゃないし、私はなぜ会う約束をしてしまったんだろうと思いつつぼんやりと突っ立っていると、こちらに向かって来る人が視界に入った。
え?あの人?
大分年齢年上っぽいし、顔も違うよね?
まさかこれが噂の写真詐欺ってやつ!?
と心臓がバクバクしたのだが、その人は私の前を通り過ぎて行ったので阿部さんではなかった。
写真詐欺はそれはそれで面白そうだと思ったので、ほっとしたと同時にほんの少し残念な気持ちになった。
集合時間ちょうどの12時に背後からにゅっと阿部さんが現れた。
写真と変わらず、薄目で見たら阿部サダヲさんに似た感じの人だった。
「こんにちは」
そう言った阿部さんは無表情でテンションが低く、恐らく私のことを外れだと思っているのをビシビシと感じた。
私だってあなたのことタイプじゃないし、そもそも会いたいって言ったのそっちじゃん!!
次回、地獄のファーストコンタクト☆
デートのお店は一休で探そう!
つづく
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