
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
======================================================
前回の話
中村さんと会う日がやってきた。
彼とは金曜日の19時に新橋駅で待ち合わせすることになっていた。
私は比較的早く待ち合わせ場所に着いた。
が、私たちはただ新橋駅で待ち合わせと約束しただけで、細かな場所は決めていなかった。
その駅は、出口はたくさんあるし、人もたくさんいるし、どこで待っていれば良いのやらと思った。
すると中村さんから連絡が来た。
「19:10くらいになってしまいそうです!すみません😞」
遅れるんかーい!!
正直言うとそこまで会いたい人でもなかったから、遅れてくると聞くと私の中のやる気も無くなってしまい「もう帰りたい。」と思ってしまった。
めんどくさいなあ…
とは思いつつ、会ってみたらすごくいい人ということもあるかもしれないので、なけなしのやる気をかき集めてこう返した。
「お仕事お疲れ様です。こちらは大丈夫ですので、急がず来てください。」
「新橋駅のSL広場のマツモトキヨシのそばで待っています!」
メッセージ通り、10分ほど遅れて歌舞伎役者はやって来た。
「ぺぶりぃなさんですか?」
プロフィールには170cmと書いてあったけれど、少し盛っている気がした。
そして声がガサガサで、聞き取りづらかった。
私は声フェチなので、残念に思った。
でも、顔は本当にプロフィール写真通りだった。
「写真写りが悪いらしく、実物の方がいいと昔から言われます」ってプロフィールにはあったけど、写真通りでは?と思った。
中村さんは駅から少し歩いたところにあるビアホールを予約していた。
金曜日の夜ということもあり、店内はほぼ満席だった。
私たちは女性数名グループの隣の席に案内された。
メニューを手に、中村さんが話しかけてくる。
……が、彼が何を言っているかわからない。
なぜなら、店内が騒がしく、しかも、ちょうど隣の女性グループが「あっはっはっはー」と大盛り上がりしていたから。
男性の皆さん、初アポのお店を予約するなら、適度に席が離れているか、店内が静かなお店にした方がいいです。
何を言ってるか聞き取れないし、初対面の人相手に声を張り上げるのって疲れるから…
ちょっとしたことだけど、理不尽に好感度が下がります!!
声を張り上げつつ、中村さんと会話していると、どうやらこいつは無自覚に上から目線で、モラハラ気質なのではと思う面がちらほらと垣間見えた。
上から目線ポイント①
ある職業を馬鹿にしているような態度を取った。
私の大学の同級生にはとある資格を取得して働いている人が何人かいた。
私の友人の話になり、その職業の人の話が出た時、中村さんは
「〇〇(←某資格職)の仕事って、ただ▲▲しているだけですよねー」と言った。
……もし、そう思っていても口に出してそういうこと言わないよね?
常識的な普通の大人は。
しかも私の友人がその仕事をしているって言ってるのに…
私がそれを聞いてどう思うかとか、何にも考えないんだろうか?
大体、ただ▲▲するだけの仕事なんてあるわけないだろ。
お前が〇〇の仕事の何を知っているっていうんだ?
お前の仕事はそんなに偉いのか?
馬鹿にしようと思ってわざと言っているわけではなく、ナチュラルに見下している感じだったので余計にタチが悪いなと思った。
失礼を承知で言わせて貰うなら、30代後半でこんな性格だったら、絶対モテないし、職場でもプライベートでも嫌われているんじゃないだろうか。
上から目線ポイント②
私が読んでいる本を馬鹿にしてきた。
「ぺぶりぃなさんは読書が好きなんですよね。どういうのを読まれるんですか?」
「宮部みゆきさんの作品をよく読みます。」
「ふーん、ずいぶんと大衆的な本を読んでいるんですねー笑」
大衆的な本を読むのはいけないことなんですか?
好きなものを好きって言ったらいけないんですか?
あなたはさぞ高尚な本を読まれるんでしょうねぇ。
中村さんは終始このように小馬鹿にした態度を取ってきて、非常に不快だった。
他にも「なんだこいつ…」と思うポイントは沢山あったのだが、一旦区切ろうと思う。
つづく
宮部みゆき作品だと「三島屋変調百物語」シリーズが好き♪
是非、クリックして応援してください♪