
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回までの話
前回、歴史小説好きだというのぞむくんに「どの時代が好きなの?」と質問した私であった。
「日清、日露戦争あたりかな」
「そうなんだ!じゃあ『坂の上の雲』とか好きだったりする?」
「あー俺は小説じゃなくて、資料とかノンフィクション系を読んでるから」
「そっかあ、歴史小説が好きって書いてあったから読んでるのかなと思って」
私は司馬遼太郎が好きで、幕末以降を舞台とした作品はほとんど読んだことがあった。
「坂の上の雲」は通しで2回読んでいたり(あまりにも難しすぎて1回で理解できなかっただけだが…)、松山にある「坂の上の雲ミュージアム」にも行ったことがあったので、「これは語れる!」と思ったので、残念だった…😞
あと、歴史小説が好きなら司馬遼太郎ファンだったりするのかなという淡い期待が外れて少しがっかりした。
ていうか、歴史小説好きって書いてあったのに、小説は読んでないんじゃん!
なんでそういうコミュニティに入っているのかな!?
まあ趣味が合わないくらい大したことないよね、元カレも自己啓発本以外の本を読まない人だったし…(←めちゃくちゃ嫌だったけど)
若干うん?と思ったけれど、まあそういうこともあるよねと流した。
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その後も会話が途切れることなく、いろいろな話題で盛り上がった。
「ぺぶりぃなさんとは初めて会ったとは思えないくらい素で話せるわー」
「え、嬉しい✨私も同じこと思ってた。のぞむくんすごく話しやすい!」
「付き合ったらさ、一緒に俺のおすすめの温泉に行ってまったりしたいな」
「温泉好きなんだよね。一緒に行けたらいいよね〜」
「俺は大学院があるから、デートらしいデートはたまにしかできないと思う。普段のデートは金曜日か土曜日に会って家でまったり過ごすのが理想なんだけど、それでもいい?」
「のぞむくんはこれから論文書かないといけないんだし、休日も大学院の講義があるし、外デートまでしてたら大変でしょ。仕方ないことだと思う。」
「よかった。俺、ぺぶりぃなさんとしか会ってないから。」
「うそ〜そうなの!?のぞむくんモテるでしょ!?」
「いや、全然そんなことないよ」
「アプリ以外でも職場でモテてそう」
「本当にそんなことないって。コンサル部門は男ばっかだから」
と、こんな感じで「私としか会ってないよ」「付き合ったら温泉に行こう」アピールされ、だいぶ気にいられてるんじゃないかと思った。
お店を出て、日本橋駅に向かった。
私とのぞむくんが利用する路線は別だったので、「じゃあここで」と別れようとした。
すると、のぞむくんがある行動に出た。
つづく
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