
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前々回の話はこちら↓
前回の話はこちら↓
ついに将来有望なのぞむくんと会う日がやってきた✨
土曜日の夜、のぞむくんの大学院の授業が終わってから会うことになった。
お店はのぞむくんが和食系の居酒屋さんを予約してくれた。
この時点でのぞむくんのことは2番目くらいにいいなと思っていたので、気合いを入れて準備した。
19時20分に日本橋駅集合だったので19時くらいには日本橋駅に着いて待っていた。
しかし、日本橋駅にはいくつか出口があり、特に指定がなかったので予約したお店に一番近い出口に行けばいいかな、と歩いていたところ
「お店の場所的にB1出口が近そうかな?
そこ待ち合わせにしようか」
と連絡が来た。
これは私の方から先に言っておくべきだったかも😱
B1出口に辿り着いたのだが、のぞむくんらしき人は見当たらない。
B1出口は階段があるので、階段の上で待っているのかなと思いそちらにも向かってみたけれど、のぞむくんらしき男性はいなかった。
「B1出口の下の階段のところにいます」
とLINEを送ると20分ぴったりに
「了解、今駅着くから向かうね🚉」
ときました。
20分集合なのに、これから駅に着くの!?
前回は10分前行動だったのになぜと若干の違和感を覚えながら待つこと数分。
19時25分頃にのぞむくんらしき人が現れた。
が……
あれ……?なんか……
写真よりもかなりでb、いや、ふくよか……
プロフィール写真はキリッとしているのだが、そこから脂肪をつけて丸くした感じだった。
写真と全然違う!というほどではないのだが、一番痩せてた時の写真を載せてたのか〜と思ってしまった。
写真と若干違ったのでびっくりしたが、痩せればかっこよくなるならいいかと自分を納得させた😓
だって将来有望だし……
予約してくれたお店は東北の食べ物を売りにした居酒屋で、牛タンやらカキフライなどを注文した。
のぞむくんがお酒を飲むということだったので、私も一杯だけ飲むことにした。
「今日は大学院で忙しかったと思うけど、時間取ってくれてありがとう」
「いや、こちらこそありがとう」
電話した時に同い年だからタメ口で!と言われていたのでお互い敬語なしで話しをした。
のぞむくんは写真より太っているけど、声はやっぱりかっこいい✨
お互いの生い立ちや、学生時代の話をした。
のぞむくんはかなりしっかりしたご両親のもとで育てられ、高校は県下有数の名門進学校、大学は難関私大、新卒で入社した会社も大手有名企業で、現在は転職し、更なるスキルアップのため働きながら勉強しているという輝かしい経歴の男性だった。
さらに学生時代はずっと体育会系の部活動をしていたそうで、まさに絵に描いたような“エリート男性“だった。
マッチングアプリってこんな人もやってるんだー、すごーい✨
一番最初の記事にも書いているのだが、のぞむくんは新卒で入社した会社で某難関国家資格を取得していた。
私は「それにしても、あんなに難しい資格を1年で取得できちゃうなんて本当すごいよね!」と言うと、のぞむくんは訝しげな顔をした。
難関資格であることには違いないのだが、一般的な知名度が低いため、何の関係もない私がなぜその資格に詳しいのか、気になったようだった。
「…あー、あの、私の知り合いが何年も試験受けてて……でも、ずっと受からないから…」
「知り合いって?」
「…知り合いっていうか…なんていうか…まぁ、その……
元カレなんだけど…(超小声)」
「あー、それで詳しいんだ!」
「……元カレは何年かけても結局受からなかったよ。
資格を取るまでは結婚できないって言われたから別れたの。いつまでも受かる気配ないし…だから勉強期間1年未満で受かっちゃうなんて、のぞむくんはすごい人なんだなぁって思ったの!」
「いや、さすがに1年未満で受かるのは相当にすごいことだけどね〜笑」
と言ってのぞむくんは笑っていた。
私のアドリブ力の無さよ…情けない……
元カレの話に飛び火した時はどうしようと思ったが、のぞむくんが上機嫌なのでほっとした。
すると
「実は俺の元カノも似たような感じでさ…」
と、元カノの話を始めた。
これは私に心を開いてくれてるってことなんだろうか…?
つづく
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