
就活、婚活、転活、妊活……
世の中はいろいろな○○活動であふれているけれど、婚活ほど運要素が強い活動はないと思う。
たった1人の結婚相手を見つけるためにひたすらガチャを回し続けるような活動だ。
これは20代の平均的な女性である私が結婚を目指して奮闘する物語である。
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前回の話はこちらから↓
いよいよのぞむくんと電話する日がやってきた。
21時開始予定だったので待機していたら、20時48分ごろ
「少し早いですが、電話できそうでしたら教えてください」
10分前行動!しっかりした人だ〜
「お待たせしました!
準備ができましたので、いつでも大丈夫です。」
「かけますね」
「はい」
と送ると、すぐにLINE電話の着信音が鳴り始めた。
「こんばんは、ぺぶりぃなさん。のぞむです。」
おお、声がめちゃくちゃいい〜
女性は耳で恋をするらしいが、私もめちゃくちゃ声フェチである。
顔があんまりでも声が良いと3割増くらいかっこよく見えてしまう。
のぞむくんは深みのある低音ボイスで私の好きなタイプだった。
喋り方もゆっくりで良い感じ。
「こんばんは、ぺぶりぃなです。今日は平日なのにありがとうございます。」
「全然気にしないでください。さっき授業が終わってこれから帰るところなんですよ。」
確かに歩いているようなごそごそした音が聞こえる。
初耳だけど何の授業なんだ!?
「●●の資格を取るために大学院に通っているんです。」
〇〇(超難関資格)を持っているのに、まだ他の資格も取るつもりなんだ…!
しかも働きながらっていうのがまたすごいな〜
エリート男性はそのままでも充分なのに、自己研鑽してさらに高みを目指していくんだね…
私は20代で800万円以上稼げたとしたら、のぞむくんみたいに更に自己研鑽するなんてことはなく日々怠惰に過ごすことだろう。
「〇〇を持っているのに、まだ●●も取るんですか?」
のぞむくんは新卒から今に至るまでに何回か転職していて、最初の勤め先は〇〇の資格を取るための人員として採用されたとのこと。(誰もが知る有名企業だった。)
なので、新卒の最初の何ヶ月かはずっと資格の勉強に専念させてもらえていたのだそうだ。
資格取得後は、他のことに興味が移ったので転職し、〇〇と●●の資格を使ってコンサルの仕事をしたいという思いから、現在は大学院に通っているんだとか。
平日は普通に仕事をしているのに、平日夜や休日は大学院に行っているなんて本当にすごいなと思った。
この若さで、そこまで計画的に、しかも着実に計画通りの人生を歩んでるなんて、やっぱり将来有望株だよな〜と思った。
私の中でのぞむくんへの評価がさらに上がったところで、のぞむくんが私に質問してきた。
「ぺぶりぃなさんはどうしてこのアプリに登録したんですか?」
「私は2×歳までに結婚したいという思いがあったんですけど、当時付き合っていた彼氏と色々あって別れてしまったんです。その後、なかなか出会いもなくてこのままではいけないと思って、思い切って登録してみたんです。
のぞむさんはすごく若いのに、どうしてこのアプリに登録されているんですか?」
男性の20代と女性の20代では結婚に対する焦り方が違うから、なんでこんなにハイスペの若い男性が婚活しているのか甚だ疑問だった。
「僕のいる業界は若いうちに身を固める人が多いんです。それこそ25歳くらいまでには結婚してしまうんですよ。
実は前にもマッチングアプリを使ってお付き合いした人がいて、彼女とは結婚も考えていたんですけど……
結局別れることになってしまって。
心機一転でこのアプリに登録したんです。」
「なるほど、そうだったんですか……」
「ぺぶりぃなさんは前にお付き合いされてた方とは、いつ頃別れたんですか?」
「(ちょっとだけ盛っておくか…)だいたい3ヶ月くらい前ですね。(本当は1ヶ月くらい。)」
「あっ……け…結構最近まで付き合ってたんですね😅」
ドン引きしてる😱
えっ何かダメだったのかな?
女は変わり身が早いからね笑
本当はもっと最近まで付き合ってましたよ〜
ああ、でも、引かれるなら、もっと前に別れたことにしておけばよかった!
のぞむくんが気を悪くしたんじゃないかとあたふたしたが、向こうは特に気にしていなかったようで、それ以上なにも言ってはこなかった。
それどころか、
「ぺぶりぃなさんと話していると本当に楽しいよ。
同い年なんだから、これからは敬語じゃなくてタメ口で話さない?」
との提案が。
嫌われてなかったみたいで、良かったー😭
そんなこんなで30分くらい経ち、電話で話していてこんなに楽しいんだから、直接会ってお話ししたいねーということになった。
次回はついにのぞむくんとご対面!
お楽しみに!!
つづく
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